サックスの音がうるさい?シニアでもできる練習場所と騒音対策5選

当ページのリンクには広告が含まれています。
サックスの音がうるさい?シニアでもできる練習場所と騒音対策5選

「マンション住まいだから、とても吹けないよね」

「ご近所トラブルになったらどうしよう」

「練習場所がなくて続けられなかったら、楽器代がもったいない」

正直にお伝えすると、サックスの音は確かに大きいです。アルトサックスの音量は約90〜100dB。

これは電車が通過するときの高架下くらいの騒音レベルで、何も対策せずにマンションで吹けば間違いなく苦情が来ます。

でも、だからと言ってサックスを諦める必要はありません

世の中のサックス愛好家は、この問題を解決しています。

しかも、その方法は意外とたくさんあって、お金をかけなくてもできるものもあるんです。

この記事では、シニアの方でも無理なく実践できる練習場所と騒音対策を5つに絞ってご紹介します。

この記事でわかること
  • サックスの実際の音量(90〜100dB)と、防音対策が必須である理由
  • カラオケボックスや公共施設など、自宅外で気兼ねなく吹ける具体的な場所
  • サイレントリードやミュートバッグなど、自宅練習を可能にする便利な消音グッズ
  • 「カラオケ+消音グッズ」など、予算や状況に合わせた現実的な対策の組み合わせ方
目次

まずはサックスの音はどのくらいうるさいのか?その大きさを知ろう

まずはサックスの音はどのくらいうるさいのか?その大きさを知ろう

対策を考える前に、「どのくらいの音なのか」を把握しておきましょう。

音の大きさ具体例
40dB静かな図書館
60dB普通の会話
70dBやや大きめのテレビの音
80dB目覚まし時計の音
90〜100dBアルトサックスの演奏
110dB工事現場の騒音

サックスの90〜100dBという数値は、あくまで「思い切り吹いた場合」です。

初心者が練習する場合は80〜90dB程度に収まることが多いですが、それでも普通の会話の2倍以上の音量。

何も対策なしでは厳しいことがわかります。

では、具体的な対策を見ていきましょう。

うるさいを解決!5つのサックス防音対策を比較

うるさいを解決!5つのサックス防音対策を比較

下記が5つの防音対策です。

対策費用手軽さ音を出せるかおすすめ度
① カラオケボックス1回500〜1,000円★★★★★思い切り出せる★★★★★
② 公共施設の音楽室1回200〜500円★★★★思い切り出せる★★★★
③ 消音グッズ(自宅)1,000〜30,000円★★★★★制限あり★★★★
④ 車の中ほぼ無料★★★出せる★★★
⑤ 簡易防音(自宅)数万〜数十万円★★出せる★★

一番のおすすめは、①カラオケボックスと③消音グッズの組み合わせです。

普段はカラオケボックスで思い切り音を出して練習し、天候が悪い日や体調がすぐれない日はサイレントリードで指の練習を自宅で。

この2つを使い分ければ、練習が途切れることなく続けられます。

それでは、さらに詳しく解説していきます。

対策① カラオケボックスで練習する

対策① カラオケボックスで練習する

シニアの方に一番おすすめしたいのがカラオケボックスです。

  • 防音設備が整っているので気兼ねなく吹ける
  • 予約不要。思い立ったらすぐ行ける
  • 1時間数百円〜とリーズナブル
  • ドリンク付きで休憩しながら練習できる
  • 全国どこにでもある

大手カラオケチェーンの多くは楽器演奏を認めています。

JOYSOUND、まねきねこ、カラオケの鉄人などでは実際にサックスの練習をしている方がいます。

ただし店舗によっては楽器不可の場合もあるため、初回は電話で「サックスの練習は可能ですか?」と確認してから行くのが安心です。

平日の昼間はシニア割引やフリータイムが使える店舗も多く、数時間で500〜1,000円程度で練習場所が確保できます。

ドリンクを飲みながらマイペースに練習できるのも、シニアの方には嬉しいポイントですね。

項目費用
平日昼間フリータイム500〜1,000円(3〜5時間)
平日1時間利用200〜500円
初期費用なし
必要なものサックス本体、リード、譜面台(持参)

対策② 公共施設の音楽練習室を利用する

対策② 公共施設の音楽練習室を利用する

市区町村が運営する公民館や文化センターには、音楽練習室を備えている施設があります。

防音が行き届いた部屋を1時間数百円で借りられるのは大きな魅力。

しかもカラオケボックスより広いので、のびのびと練習できます。

  • 防音設備がしっかりしている
  • 1時間200〜500円程度と安い(自治体によっては無料の場合も)
  • 広い部屋で落ち着いて練習できる
  • 地域の音楽仲間と出会えることも

デメリットは事前予約が必要なことと、人気の施設は予約が取りにくい場合があります。

まずはお住まいの自治体のホームページで「音楽室 予約」と検索してみてください。

意外と近くに穴場があるかもしれません。

対策③ 消音グッズを使って自宅で練習する

対策③ 消音グッズを使って自宅で練習する

「できれば外に出ずに、自宅で練習したい」という方には、サックスの音を抑える消音グッズがあります。

サイレントリード(完全消音タイプ)

通常のリードの代わりに「サイレントリード」を装着すると、音がほぼ完全に出なくなります

指の動き(運指)の練習に特化したアイテムです。

音が出ないので深夜でもOK。

ただし「音を聴いて練習する」ことはできないため、指の動きを覚える練習や、楽譜を読む練習に限られます。

価格は約1,000〜2,000円程度と安価なので、1つ持っておくと便利です。

¥4,444 (2026/03/22 15:32時点 | Amazon調べ)

ミュートバッグ(減音タイプ)

サックス全体を専用のバッグで包み込んで音を抑える「ミュートバッグ」というアイテムもあります。

サイレントリードと違い、実際に音を出しながら練習できるのが最大のメリットです。

シニアのサックス愛好家に評判が良いのが、B.AIR(ビーエアー)のエアスルー・ミュートバッグです。

項目内容
商品名B.AIR エアスルー・ミュートバッグ(アルトサックス用)
消音効果普通の会話程度まで減音
構造防音効果の高い4層構造のソフトタイプ
重さわずか800g。軽くて取り回しやすい
価格約26,730円(税込)
タイプヤマハ/ヤナギサワ用(ATBGS-ASX-Y)とセルマー用の2種類あり

タイプの選び方に注意

当ブログでおすすめしているYAMAHA YAS-280をお使いの方は、必ず「ヤマハ/ヤナギサワ用」を選んでください。セルマー用とは支持金具の形状が違うため、間違えると使えません。

約3万円と決して安くはありませんが、カラオケボックスに週2回通えば月4,000〜8,000円。4ヶ月ほどで元が取れる計算です。

天候や体調に左右されず、思い立ったらすぐに自宅で音を出して練習できるのは大きな価値があります。

とはいえ、いきなり3万円を出すのはハードルが高いという方もいるでしょう。

まずはサイレントリード(約4,400円)で自宅練習を試してみて、「もっと自宅で音を出して練習したい」と思ったらミュートバッグを検討する、という段階的な進め方がおすすめです。

消音グッズ比較

グッズ消音効果音を出しての練習価格の目安
Gottsu サイレントリードほぼ完全消音できない(指の練習のみ)約4,400円
B.AIR ミュートバッグ会話程度まで減音できる約29,700円

対策④ 車の中で練習する

対策④ 車の中で練習する

意外に思うかもしれませんが、車の中はサックスの練習場所として実際に活用されています。

窓をすべて閉めた状態だと、車の遮音効果でサックスの音はかなり抑えられます。

人気のない駐車場や、郊外のショッピングモールの屋上駐車場などに停めれば、近隣を気にせず練習できます。

  • 費用がかからない(ガソリン代程度)
  • プライベートな空間で落ち着いて吹ける
  • 好きな場所に移動できる

ただし注意点もあります。

  • 夏場は車内が高温になるため熱中症に注意。エアコンは必須
  • 冬場は結露で楽器に水分がつきやすい
  • 座席に座ったままだと姿勢が窮屈。助手席を倒して少しスペースを作ると吹きやすい
  • 長時間のアイドリングは周囲の迷惑になる場合も

車を持っていて、近くに人気のない場所がある方にはコストゼロの選択肢として有力です。

対策⑤ 自宅の一室を簡易防音にする

長期的にサックスを続ける覚悟がある方には、自宅に簡易的な防音環境を作るという方法もあります。

本格的な防音室(ヤマハのアビテックスなど)は数十万〜百万円以上しますが、もっと手軽な方法もあります。

受講者の中には、使っていない納戸を防音室に改造した69歳の方もいらっしゃいます。

壁に防音材を貼り、窓を二重サッシにするだけでもかなりの効果があります。

ただし、完全防音にするのは素人には難しく、費用もそれなりにかかるため、「まずはカラオケや消音グッズで始めて、続くとわかってから検討する」のが現実的ですね。

「サックスの音がうるさいから無理」はもったいない

「サックスの音がうるさいから無理」はもったいない

ここまで読んでいただいたとおり、サックスの騒音問題は工夫次第で十分に解決できます

カラオケボックスなら1回数百円。サイレントリードなら数千円台。どちらもすぐに始められる対策です。

サックスの音の大きさは確かにデメリットですが、裏を返せば「音が大きい=音の存在感がある」ということ。

ホールや屋外で吹いたときに響き渡るあの音色は、サックスならではの魅力です。

「音が大きいから」という理由だけでサックスを諦めてしまうのは、本当にもったいないことです。

まとめ:サックスの音がうるさい?防音対策はいくらでもある

サックスの音がうるさい?防音対策はいくらでもある
  • サックスの音量は90〜100dB。何も対策なしでのマンション練習は難しい
  • 一番手軽で確実なのはカラオケボックス。平日昼間なら1回500〜1,000円
  • 公共施設の音楽練習室も安くて防音もしっかり。予約制が多いので事前に確認を
  • サイレントリードやミュートバッグがあれば自宅でも練習可能
  • カラオケ+消音グッズの組み合わせが、費用と実用性のバランスで最強
  • 「音が大きいからサックスは無理」と諦めるのはもったいない。対策はちゃんとある

サックスは音が大きい楽器ですが、その分、存在感があり心に響く豊かな音色を楽しめます。

カラオケボックスで吹けば、部屋いっぱいに広がる響きは格別です。

練習場所の不安も、実際に始めるとカラオケの活用やサイレントリードなどで意外と解決できます。

「音が大きいから」と諦めず、一度体験してみれば、その魅力にきっと気づくはずですよ。

練習場所の目処がついたら、あとは始めるだけです。

60歳からでも83歳からでも、サックスは始められます。詳しくは下記の記事をご覧ください。

→ 関連記事:60歳からサックスを始めるのは遅い?実は今がベストな5つの理由

自宅でDVD教材を使って学ぶ方法なら、教室に通う必要もありません。

シニアに人気の教材についてはこちらで詳しくレビューしています。

→ 関連記事:【正直レビュー】吉野ミユキ「初めてのアルトサックス講座」は60歳からでも本当に吹ける?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次